2025年4月10日(木)、大宮ソニックシティにて、株式会社ドラビザ主催の
**『日越人材交流・大学連携・企業の海外展開シンポジウム』**が盛大に開催されました。
本イベントには、ベトナムの主要大学および送出機関の代表団、
埼玉県代表をはじめ、物流・IT・製造など多くの県内外企業・教育機関の方々が参加され、
“ベトナム人材の活用と日越連携の可能性”について、熱意と希望に満ちた議論が繰り広げられました。
🎯 本シンポジウムの目的
日本では人口減少による人手不足が深刻化しており、
若くて優秀なベトナム人材への期待がますます高まっています。
本シンポジウムでは、単なる雇用の枠を超え、教育・文化・制度連携を通じた持続可能な人材協力について、
行政・企業・教育関係者が一体となって意見を交わし、未来への道筋をともに模索しました。
🧩 議論された4つの柱(1→4の流れ)
① インターンシップによる初期接点づくり
実習制度を活かした“未来の仲間探し”として、受け入れ企業・大学・送り出し機関が協力し、
教育負担や日本語課題を乗り越える仕組みの共有が行われました。
② 特定技能・技人国ビザを通じた正式採用とキャリア形成
インターンから在留資格へのステップアップ、そして企業に定着するまでのプロセスに焦点を当て、
現場からの課題と解決策が共有されました。
③ ベトナム現地との連携・企業の海外進出
ベトナムに拠点を持つ日系企業の事例を通じて、採用・研修・帰国後活用までの「循環型人材戦略」の可能性が語られました。
④ 長期定着に向けた文化・労務マネジメント
語学支援・メンタルケア・キャリア設計といった多面的なサポートの重要性が強調され、
“人材”ではなく“仲間”として迎える組織の在り方が深く議論されました。
💬 会場の声と熱気
当日は活発な質疑応答やネットワーキングが行われ、立場を越えた共感と学びが生まれました。
特に「制度の壁」ではなく「文化と人の理解」の重要性に、多くの方が共感されていました。
「日本とベトナムが、“雇う・雇われる”を越えて、“共に育つ”関係になる未来が見えた」
「行政・企業・大学が一体となることで、制度ではなく“人”を中心に据えた取り組みができると実感した」
🎁 文化をつなぐ贈り物交換
シンポジウム終盤では、埼玉県の伝統工芸品・記念品と、
ベトナムの特産品が互いに贈られ、笑顔と感謝に包まれた瞬間が生まれました。
「文化を贈り合う」ことで、心の距離も一層近づいた感動的なひとときとなりました。
🌸 おわりに 〜今後の展望〜
株式会社ドラビザは今後も、ベトナムと日本、特に埼玉県との絆をさらに深めるべく、
以下のような取り組みを進めてまいります:
- 大学・送り出し機関との教育連携モデルの構築
- インターン~特定技能への移行支援と企業マッチング
- 日本での定着を見据えたトータルサポート体制の強化
今回のシンポジウムを起点に、日越両国の人材・教育・経済をつなぐ新たなステージが始まります。
私たちはこの出会いを大切にし、“共に歩む未来”を皆様とともに創っていきます。



